マイクロカットシュレッダーおすすめ11選｜壊れにくいメーカーや家庭用も

書類や個人情報の処理には欠かせないシュレッダー。特に、会社の機密情報や家族の個人情報など、絶対に外に知られたくない情報は細かく切り刻みたいですよね。それだとストレートカット方式などでは不安が残ります。

そこでおすすめしたいのがマイクロカット（マイクロクロスカット）方式のシュレッダーです。マイクロカット方式のくずの細かさはシュレッダーの中でもトップクラスで、少し価格は高めですがその分セキュリティの高さが期待できます。

この記事ではマイクロカット方式のシュレッダーの選び方、壊れにくい人気メーカーからおすすめ商品まで詳しく解説していきます。家庭用のモデルや静音性の高いモデルもあるので、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。

マイクロカットとは縦方向だけの細断だけではなく、一定間隔で横方向にもカットしてくれる細断方法です。クロスカットよりも、マイクロカットはさらに細かいカット方法になります。より細かく細断するので、企業の機密情報などを処理する際にもセキュリティーが強力で安心です。

通常のシュレッダーより細かく細断するので、ごみくずの堆積量も少なくなります。そのためごみ捨ての回数も少なくなり、シュレッダーの管理で一番面倒くさい点もカバーできています。下にストレートカット細断・クロスカット細断・マイクロカット細断の特徴をまとめたのでぜひ参考にしてください。

一度に何枚細断できるかで、シュレッダーの効率性がかなり変わります。一度に数枚しか細断できないと、多くの資料を処理したいときにかなりの時間を要してしまいます。購入するときには細断速度、連続使用時間をしっかりチェックしましょう。

オフィスで使用したいのにシュレッダーの処理が遅い、一度に数枚しか細断できないとなると、必要なスペックが足りないといった判断になります。目安としては、一度に20枚細断できるシュレッダーがおすすめです。速度としては、1分あたりに4m以上細断ができるシュレッダーであれば、問題ないと言えます。

シュレッダーの管理として一番面倒くさいと感じるのは、細断後のごみの処理です。できれば極力ごみ捨ての回数は少ない方がいいですよね。マイクロカットのように細かく細断すればするほど、ごみの厚さは薄くなっていきます。

また、設置スペースの大きさも関わってきますが、大きめのごみ箱が付いたシュレッダーを選択するのをおすすめします。オフィス用であれば、A4サイズの用紙が1000枚以上収納できるもので、容量としては50L以上のものがおすすめです。

個人情報を管理する場合や、会社などの機密情報を処理するシュレッダーには2mm以下の細断サイズのものがおすすめです。細かく細断すればするほどセキュリティ性は高く、細断後の復元も難しくなります。大体2mm以下であれば、文章の復元はかなり難しくなります。

細断サイズが大きいと、個人情報を守りきれない可能性があるので注意しましょう。

オートフィード機能とは、自動給紙トレイに細断した紙をセットするだけシュレッダーが自動処理してくれる機能を言います。シュレッダーが自動で処理してくれるので、その間に他の作業時間が確保でき、時間効率の良さが嬉しいポイントです。

トレイには100〜500枚程度セットできるシュレッダーが一般的です。オートフィード機能は非常に便利な機能なので、搭載されているかぜひ確認してください。

家の中でシュレッダーを使用するうえで、音は必ず気にするポイントだと思います。自分の家に赤ちゃんがいたり、夜に使用する場合は近所迷惑にならないようにしなくてはなりません。家庭用のシュレッダーを購入する場合は、作動時の騒音量を確認してください。

ほとんどの場合、◯◯db（デシベル）といった形で表記されています。おすすめできる騒音量としては、50db以下のシュレッダーです。50db以下であれば、家の中で使用するうえであまり影響はありません。50dbは「静かな事務所」と表記されるくらいの音の大きさです。

家の中にシュレッダーを配置する場所やスペースの広さによって、本体サイズも考えないといけません。オフィスと違って家は生活スペースなので、できる限り邪魔にならないような配置をしたいものです。また、どのくらいの頻度で使用するかもどのくらいの本体サイズを購入するかのポイントになります。

最近では卓上タイプのシュレッダーも販売されており、全体的にシュレッダーのコンパクト化が進んでいます。昔に比べてマンションに住む方も増えており、部屋のスペースも限られてくるのでコンパクトなシュレッダーをおすすめします。

シュレッダーは一歩間違えると非常に危険な機械です。シュレッダーは紙の入り口に紙が入ると動き出すタイプのものが多く、他の何かに反応してうっかり作動してしまう場合もあります。子供がいる家庭で家にシュレッダーを置く場合には、チャイルドロックが搭載されているシュレッダーを選択しましょう。

また、子供が指を入れてしまい指を巻き込んでしまう事故が発生する可能性もあるので、注意が必要です。子どもの指が入りにくい、投入幅が3mm以下のタイプを選ぶのがおすすめです。安全性は何よりも大切なポイントなので、慎重に選択してください。

基本的にシュレッダーは紙を細断する場合が多いですが、中にはCDやDVDなど硬いものも細断できる商品があります。そして個人情報の重要さを考えると、使用しなくなったクレジットカードなどを細断できるシュレッダーは非常に便利です。

クレジットカードは個人情報が詰まっていますし、そのまま捨ててしまうと悪用されてしまうと心配される方も多いのではないでしょうか。そのため、クレジットカードなどの硬いものも細断できると安心して破棄できます。ごみ箱はセパレートタイプのものがあり、可燃ゴミと不燃ごみを分ける必要もないので便利です。

資料をシュレッダーにかける際に、ホッチキスがついている場合があります。ホッチキスに対応していないシュレッダーだと外す手間がかかり、非常に面倒くさく、余分な時間もかかってしまいます。しかし、シュレッダーの中には、ホッチキスを付けたまま細断できるタイプもあります。

この機能は特に、業務用で使用するシュレッダーには必須な機能です。ホッチキスを外す時間を短縮するだけでも、非常に時間効率がよくなります。業務用や、家でもホッチキスを外すケースが多い人は、ホッチキス対応のシュレッダーがおすすめです。

シュレッダーに溜まった紙くずの捨て方には、引き出しタイプとフタを外すタイプの2種類があります。引き出しタイプは容量の大きいものに多く採用されており、ゴミが満杯になってから捨てようとすると床に紙くずが散らばりやすいため、満杯になる前に捨てるのがおすすめです。

フタを外すタイプは、フタを持ち上げるだけでいいので紙くずが散らばることがなく掃除の負担がありません。ただし、シュレッダーが倒れた場合刃がむき出しになるため、小さな子どもやペットがいる家庭は注意が必要です。転倒の心配がない狭い場所や、手の届かない場所に設置しましょう。

リバース機能とは、紙が詰まってしまったときに刃を逆回転させて紙詰まりを解消できる機能です。この機能があれば、スイッチを押すだけで詰まってしまった紙くずを簡単に取り出せるので、手で取り除く必要がありません。紙詰まりによる故障も未然に防げるため、あると便利な機能です。

ナカバヤシの商品は壊れにくい点で人気があります。品質や耐久性を重視しているため、すべての部品で国内産のものを使用しています。上位モデルに関しては、カッターユニットがとても頑丈で100万枚の裁断テストもクリアしているほどです。

故障した際にはメーカーによる出張修理や預かり修理も可能です。その際の貸し出しサービスもあるので、万が一の時にも安心ですよね。

アイリスオーヤマは、比較的聞いた経験がある方が多いのではないでしょうか。アイリスオーヤマの特徴としては、なんと言ってもリーズナブルな商品が多い点です。シンプルな機能の家電が多く、その分コストも抑えられています。

業務用から家庭用まで幅広く販売しており、家庭用のリーズナブルなシュレッダーだと3000円から販売されています。業務用でも基本的に30000円程度で購入可能で、予算に合った物を探しやすいメーカーです。

アスカは事務用品を中心に発売しているメーカーです。シュレッダーはクロスカットに加えて、マイクロカットの商品も発売しています。家庭用のマイクロカットシュレッダーだと1万円、オフィス用のマイクロカットシュレッダーだと65000円程度で購入が可能です。アイリスオオヤマに比べて多少高い値段設定になっています。

家庭用のものは卓上タイプを中心に販売しているため、非常にコンパクトで邪魔になりにくいです。安全面の機能性も高く、耐久性も十分です。事務用品を数多く扱っているメーカーなので、家にオフィスレベルのシュレッダーがある安心感は絶大です。

オリエンタルは日本で初めてシュレッダーを造った国産メーカーです。基本的にはオフィス用のシュレッダーを販売しているので、家庭用のシュレッダーを探している人にはあまり縁がないかもしれません。高性能、高耐久のシュレッダーが多いので、値段もその分高い設定になります。

しかし、シュレッダーへの絶対的な信頼があるメーカーなので、購入した後の不安は非常に少ないです。サポート体制も充実しており、不安・不明な点があれば、すぐにメーカーに聞ける安心感も絶大です。

シュレッダーはさみとは、シュレッダーのように紙類を細かくカットできるようつくられたはさみです。刃が何枚も重なっており、一度のカットで細かくできます。下記のサイトにシュレッダーはさみについてより詳しく書かれているためチェックしてみてください。

しばらく使っていると、シュレッダーの刃が切れなくなってくる場合があります。これには下記のような原因が挙げられます。

• 何度も紙を切るため切った粉が刃につき、刃を回すギアの負担がどんどん大きくなるため
• 刃がうまく回らず紙屑が繋がってまとまりになり、紙詰まりが起こるため
• ギアが欠損してしまうため

このような事態を避けるために、月に1〜2回はメンテナンス用のシートやオイルを使ってメンテナンスを行う必要があります。この時、シリコンスプレーやエアダスターは絶対に使用しないよう注意してください。また、ミシン油やサラダ油にもメンテナンスオイルと同様の効果はえられない点を覚えておきましょう。

いかがでしたか。ここまでマイクロカット方式のシュレッダーを購入するポイントや、おすすめ商品を数多く紹介してきました。最近では個人情報を悪用される事件も増えています。個人情報や重要機密は、しっかりと守れるようにしていきましょう。