家庭用シュレッダーのおすすめ10選｜電動と手動どっちがいい？静音モデルも紹介

はがきやDM、払い終わった公共料金、個人情報の載った書類、そのまま捨てるのは物騒ですよね。破って捨てるだけじゃ心もとないし…。そこで役立つのが、紙を細かく裁断してくれるシュレッダーです。枚数の多い紙類、厚紙の処分はもちろん、DVDやCDをカットできる代物もあります！

シュレッダーというと、オフィスで使う業務用のイメージがありますが、最近はご自宅でも使いやすい家庭用シュレッダーも種類が増えています。処理能力の高い電動式をはじめ、静音で低価格な手動式まで多種多様。ご自身の使い方に合わせて選ぶことができます。

ニトリや家電量販店でも購入できる身近なアイテムですが、今回はAmazonで買えるおすすめの家庭用シュレッダーをご紹介していきます！年末年始や年度末、溜まった書類の処分にお困りの方は必見です。

手動シュレッダーと電動シュレッダーは、どちらを選べばいいか判断に迷うところです。手動シュレッダーと電動シュレッダー、それぞれのメリット・デメリットを以下で解説しますので、どちらを選ぶべきか迷っている方は参考にしてください。

鉛筆削りのように手でハンドルを回すタイプの手動シュレッダー。手動シュレッダーのメリットとデメリットは以下の通りです。

【手動シュレッダーのメリット】

• 本体価格が安い
• 電気代がかからない
• コンパクト
• 電動に比べて静か

手動シュレッダーは価格・電気代がかからないのが魅力です。そのうえサイズもコンパクトなので、置き場所にも困りません。電動のシュレッダーと比べて静かという点もメリットです。

【手動式シュレッダーのデメリット】

• 処分に時間がかかる
• 一度に裁断できる枚数が少ない

安くて手軽に使える手動式ですが、すべて手動でハンドルを回して行うため、電動式に比べて処分するのに時間がかかります。また一度にたくさんの書類を処分するのは難しいのもデメリット。手動シュレッダーは枚数が少ない場合に適しています。

自動で紙を裁断してくれる電動シュレッダー。電動のシュレッダーの一番のメリットは、処理能力が高いという点です。

【電動式シュレッダーのメリット】

• 処理が速い
• 大量の書類も処分できる

電動シュレッダーは1枚を処理するのにかかる時間が短いため、枚数が多くなった場合でも短時間で処理できるのがメリットです。

【電動式シュレッダーのデメリット】

• 本体価格が高い
• 電気代がかかる
• 稼働音がうるさい

デメリットとしては、やはり価格が高いという点です。手動のものと比べると価格は何倍にもなるため、軽く使うぐらいの気持ちだと躊躇するかもしれません。また、電動ですので電気代もかかりますし、音がうるさいという点もあります。

紙縦にカットするのが「ストレートカット」です。シュレッダーに入れた紙を一定間隔で縦にカットしますので、シュレッダーにかけた後は、細長いゴミになります。

メリットとしては、シンプルなのでシュレッダー本体の価格が安いことや、ゴミが細長いため散らばりにくいという点があります。ただデメリットとして、紙をシンプルに縦にカットしただけなのでセキュリティ面で不安があります。シュレッダーをかけたゴミから元の情報を復元するのが比較的簡単なので、かなり割り切って使う必要があります。

先ほどのストレートカットは縦にカットするだけでしたが、それに縦と横にカットするようにしたのがクロスカットです。ストレートカットはセキュリティ面での不安がありましたが、横にもカットすることでゴミはかなり細かくなりますので、セキュリティが高くなります。一般的な家庭用の使い方であればクロスカット程度あれば問題ないでしょう。

ただし、横にカットする機能が増えた分ゴミが細かいので散らばりやすいという欠点もあります。また、クロスカットでもゴミから情報を復元できる可能性は0ではありません。本体価格もストレートカットに比べるとややお高めです。

縦と横に、クロスカットよりさらに細かく裁断するのが「マイクロクロスカット」です。オフィスなどにあるシュレッダーは、ほとんどがこのマイクロクロスカットを採用しています。裁断後のゴミはかなり細かいため復元性は低く、このゴミから情報漏洩する可能性はかなり低いでしょう。

セキュリティから考えるとマイクロクロスカットが一番いいのですが、シュレッダー自体の価格がかなり高くなります。家庭用でもシュレッダーをよく使う場合におすすめできますが、そうでないのならクロスカット程度でもいいかもしれません。

家庭用シュレッダーはいろんなサイズのものがありますので、部屋などでの置き場所に合わせたサイズを選ぶのがおすすめです。

まず、手動のものであればサイズはかなりコンパクトで、机の上などでも使えますので、置き場所で困ることはないでしょう。シュレッダーを使う頻度が低いのであれば、コンパクトですし手動がおすすめです。

電動シュレッダーの場合、サイズがどうしても大きくなってしまいます。小型のモデルであっても普通のゴミ箱くらいの大きさがありますので、部屋のどこに置くかで選ぶ必要があります。より本格的にシュレッダーを使いたいのであれば、さらに大型の処理能力が高いものがおすすめですが、当然置き場所を考える必要があります。

シュレッダーは裁断中にどうしても音が大きくなってしまいます。手動のシュレッダーであれば比較的静かな音で済みますが、電動の場合はどうしても音が大きくなります。電動シュレッダーの動作音は50dBくらいありますので、夜間に使いたい場合には周囲への配慮が必要です。

シュレッダーでは処理能力も重要です。もしシュレッダーで大量に処理したいのであれば、電動のものの中からさらに処理速度が高いものを選ぶ必要があります。手動のシュレッダーでは、大量に処理するのはかなり時間がかかってしまうため、不向きと言わざるを得ません。

処理能力の目安としては、同時に処理できる枚数（最大裁断枚数）や1枚を処理するのにかかる時間（裁断速度）などから判断しましょう。また大量に処理する場合は連続使用時間にも注目。シュレッダーによっては、あまり長時間の連続使用ができないものもあります。

ゴミの捨て方も、シュレッダーの使い勝手を左右する大切な要素です。ダストボックスの上にフタが被さっているタイプのものは、フタを取り外す手間はあるものの、ゴミ捨ての際にゴミが散らかりにくいメリットがあります。

また、引き出しタイプのダストボックスは、さっと引き出すだけでゴミが取り出せて手軽です。しかし、満杯になるまでゴミを溜めてしまうと、ダストボックスを引き出した際にゴミが溢れて散らかりやすいのがデメリットです。自分にとって、ゴミが捨てやすいタイプのシュレッダーを選びましょう。

シュレッダーの中には、紙以外のクレジットカードやCD、DVDなどが裁断できるものもあります。手動でもCDなどを裁断できるものもありますが、CDなどは固いため手動の場合は力が必要ですので、電動式がおすすめです。カードやCDは不燃ごみになりますので、紙と一緒に捨ててしまわないようにしましょう。

書類などをシュレッダーで処理する場合、紙を留めているホッチキスは外してから処理しないとシュレッダーの故障の原因になってしまいます。ただ、いちいちホッチキスを外すのはかなり手間がかかって面倒ですよね。

もし書類を処理するのであれば、ホッチキスをつけたままでも使えるホッチキス対応のものがおすすめです。

電動のシュレッダーでは、入り口付近に紙を近づけると自動的にモーターが作動するようになっていますが、間違って別のものを巻き込んでしまう危険性があります。そんなときにあると重宝するのが安全機能です。

安全機能としては、危険を察知するとモーター作動時に止まるような自動停止機能などがあります。電動のシュレッダーの購入を考えているのであれば、安全機能が搭載されているかは確認するようにしましょう。

リバース機能は、用紙やメディアが刃に絡まるなどし、シュレッダーが目詰まりを起こした際に、モーターを逆回転させて用紙の詰まりを取り除く機能です。詰まりを検知して自動でリバースするものと、ボタンを押して手動でリバースを行うタイプがあります。

シュレッダーの目詰まりを取り除くのは、面倒で厄介な作業です。リバース機能があれば、面倒な用紙除去作業を軽減できるうえ、用紙詰まりによるシュレッダーの故障を未然に防止できます。あると重宝する、おすすめの機能です。

家庭用シュレッダーですが、電動のものであれば当然電気代がかかります。電気代については、シュレッダーをどの程度使うかにもよりますが、一般的な年間の電気代は34円ほどだそうです。これはかなり安い金額なので、シュレッダーについては電気代について気にする必要はないでしょう。

先ほどの電気代は、オフィスなどにあるタイプでの電気代ですので、家庭用の小型サイズのものであれば、電気代はさらに安く済みます。

シュレッダーで一番多いトラブルが「紙詰まり」です。特に紙などを大量に処理しようとすると紙が詰まってしまい、処理できなくなってしまいます。紙詰まりになった場合は、詰まった紙を取り除かないと使えませんし、紙を取り除くのはかなり手間がかかります。

電動シュレッダーよりも詰まりやすいのが手動シュレッダーです。原因としては、手動シュレッダーは一度に処理できる枚数が少ないため、そこに多い枚数を入れてしまうと、中で詰まってしまいます。また、ホッチキス非対応のシュレッダーにホッチキスで留めたままの書類を入れてしまった場合も故障の原因になります。

シュレッダーを壊さないためには、シュレッダーには紙を少しずついれる、ホッチキス非対応なら外してから入れる、という工夫が必要になります。

シュレッダーがすぐに必要になった場合は、Amazonなどの通販で注文するよりは直接購入したほうがいいケースもあります。そこで、家庭用シュレッダーが購入できる店舗を紹介します。

取り扱っている家庭用シュレッダーの種類が比較的多いのが「ニトリ」です。ニトリには手動タイプだけでなく、電動のシュレッダーの取り扱いもありますので、いろんな種類の中から選ぶことができます。

製品のラインナップとしては、比較的サイズがコンパクトで置き場所に困らないタイプが多いため、部屋に置いてときどき使う場合などにおすすめです。

いろんな商品の取り扱いがあるドンキホーテですが、シュレッダーの取り扱いもあります。ドンキホーテの特徴としては、比較的値段が安いシュレッダーの取り扱いが多いという点です。できるだけ安いシュレッダーが欲しいのであればおすすめです。

ただし、店舗によってシュレッダーの在庫は異なりますので、取り扱いのあるシュレッダーの種類はあまり多くありません。とりあえず何かシュレッダーが欲しいというある程度割り切っているのであれば問題ありません。

ここまで、家庭用のシュレッダーの特徴や種類、選び方やおすすめの製品について紹介しました。家庭用シュレッダーは手動のものから電動のものまで種類が多くありますし、価格帯も幅広くなっています。シュレッダーをどんな使い方をするかで選ぶと失敗しにくくなります。